音楽療法ってすごい編〜失語症の治療に音楽が

育脳シニアピアノレッスンの教科書

青梅市ピアノ教室保科陽子です。

 


こちらの記事は、大人、シニアの方向けの記事です。

 

 

 

 

https://docs.google.com/document/d/13H0uRZTxauBDQ9OyRaDjqFznYIhngVpiY7O_HEXb8a0/edit?usp=sharing

失語症は、「話す、聞いて理解する、読んで理解する、書く、計算する」など、

コミュニケーション能力全般に障害を負う脳卒中後遺症です。
患者は全国に約50万人いるとされています。

失語症」と「認知症」という2つの疾患に、音楽療法が活かされています。
脳内の神経回路が切断されるようなことがあっても、適切な働きかけを行えば、

可塑性によって新しい回路の獲得が可能になるというメカニズムがあるそうです。
このような可塑性変化が、音楽によっても生じることが明らかになっています

https://www.daiwa-pharm.com/info/onko/7972/

おまけ

失語症のリハビリで期待される「MIT」 

失語症」や「認知症」も、このような脳の可塑性を利用することで、

脳機能の回復やリハビリができるのではないかと考えられています。

今回、佐藤氏らのチームは、失語症のリハビリにMITという

音楽療法を用いた成果について報告しました。

MITとはメロディック・イントネーション・セラピーの略です。

この手法は1973年にアメリカで開発されたもので、

失語症になっても、馴染みの歌を流すと患者は歌唱することができる」と

いう現象がベースになっていると言われています。

しかし、ただ馴染みの歌を繰り返し歌唱させるだけでは、

それ以外の言語や基本的な発語機能を取り戻すことはできません。

失語症は左脳の損傷により生じますが、音楽を理解するのは右脳の機能です。

そこで、MITでは音楽のリズムやメロディーにより右脳を効果的に刺激し、

左脳にアプローチしていきます。

「おはよう」「こんにちは」といった簡単な言葉であっても、

少し大袈裟な抑揚をつけ(本人の従来のイントネーションを基にするため、

方言であれば方言で行う)、手でリズムをとりながら言葉を発するという

リハビリを続けます。

これによって、数週間後に発語能力の回復傾向が見られた事例もあるそうです。

一般的には、発語能力を回復するために簡単な単語からスタートし、

ビルド・アップ方式で単語数を増やしていきます。

しかし、MITでは音とリズムによる刺激を脳に与えることで、

一度に複数の言語や短文が取り戻せるということです。

現在、日本で脳梗塞脳卒中による失語症患者はおよそ75万人と推定されています。

MITのエビデンスについてはまだ解明されていないことも多いそうですが、

慢性失語患者であっても改善が見られたという事例もあり、MITに期待が寄せられています。

音楽ってすごいですね。
音楽が、その方の一生に何か少しでも役立ったら嬉しいです。
私も、いろいろな局面で音楽に助けられました。
今度は、私たち先生の出番です。

 

 

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